君津中央病院附属看護学校は昭和46年(1971年)に創立され50年以上の歴史があります。これまで多くの卒業生を送り出し、地域医療に貢献してまいりました。
2014年に新校舎、2016年には新学生寮が完成しました。また当校の母体病院である君津中央病院は当地域の中核病院であり、ドクターヘリを有する救命救急センターにより千葉県の救急医療を支える病院でもあります。この病院を中心に実習を行って臨床を経験し、また設備の整った新校舎で授業学習を受けるなど、充実した学生生活を送っていただけるものと考えています。
当校は1クラス30人の少人数制で面倒見のよい教育を行っています。また学習環境の変化に合わせて入学時から看護師国家試験対策を見据えた学習支援プログラムをインターネット環境で提供しており、学生がいつでも自主学習を行えます。
看護師は高度な専門職で厳しい面もありますが、学んだ看護の実践により患者さんを支えることができ、同時に感謝もされる非常にやりがいのある職業です。今超高齢化社会へと進む中で病院完結型の医療から地域包括ケアシステムの医療へ転換しつつあります。そのため看護師の役割は医療ばかりではなく、保健、福祉、介護にも拡大しており、看護師に対する社会のニーズは今後もさらに高くなると予想されます。
多くの方が看護師を目指して当校に入学され、社会に貢献できる優れた人材に成長して卒業できるように、教職員一同全力で支援していきたいと思います。
君津中央病院附属看護学校 学校長 藤森 基次